ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸
細い羽根で光は程よく遮り、風の流れは通す。
そんな目的で使用されるルーバー扉の製作過程です。
今回の使用目的は鎧戸(ヴォレー・シャッター)ですので、
直接雨のかかる個所。水に強いとされるウェスタン・レッド・シダー
を素材にしました。
まずは部材を切り出し、羽根をはめ込む溝をほります。
治具を造りトリマーで等ピッチで打っていきます。
横桟を入れ込むためのホゾ穴を角ノミであけているところです。
こちらはルーバーの羽根です。
今回は扉6枚分で、約150枚ほど切り出しました。
パーツの準備ができたら仮組をしていきます。
一通り調子を見たら一旦分解し、接着剤を塗りクランプして固めるのですが、
羽根の枚数が多いため結構大変でした(汗)
私たちオールド・サクラメントの工房は、
いつもこんな感じで手作りしてる光景が広がっています。
OS工場長