Month: 11月 2015

ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸

細い羽根で光は程よく遮り、風の流れは通す。

そんな目的で使用されるルーバー扉の製作過程です。

今回の使用目的は鎧戸(ヴォレー・シャッター)ですので、

直接雨のかかる個所。水に強いとされるウェスタン・レッド・シダー

を素材にしました。

まずは部材を切り出し、羽根をはめ込む溝をほります。

ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸 画像1

治具を造りトリマーで等ピッチで打っていきます。

ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸 画像2

横桟を入れ込むためのホゾ穴を角ノミであけているところです。

ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸 画像3

こちらはルーバーの羽根です。

今回は扉6枚分で、約150枚ほど切り出しました。

パーツの準備ができたら仮組をしていきます。

ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸 画像4

ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸 画像5

ルーバーヴォレー ルーバー鎧戸 画像6

一通り調子を見たら一旦分解し、接着剤を塗りクランプして固めるのですが、

羽根の枚数が多いため結構大変でした(汗)

私たちオールド・サクラメントの工房は、

いつもこんな感じで手作りしてる光景が広がっています。

 

OS工場長


モービルホームのウッドポーチ

現在作業場の片隅でトレーラーハウス(モービルホーム)の製作を進行中です。

(これまでの流れについてはSALVAGEスタッフブログあたりをご参照下さい。)

まだまだ途中ですが現状はこんな感じです。

モービルホームのウッドポーチ 画像1

詳細は完成後にアップするとして、

今回はウッドポーチに関して少々…

デッキから上がったところ、入り口ドアの前はやはり屋根をかけたいところです。

古材の柱に古材の桁をのせて古材の垂木でカッコいいルックス。

素材の強烈な個性を殺さぬためにも組み方を工夫しています。

モービルホームのウッドポーチ 画像2

桁をつなぐアイアンプレートのメッキボルトはご勘弁…

後日塗装で違和感なく仕上げます(汗)

トレーラー側の桁受けはアイアンで製作です。

モービルホームのウッドポーチ 画像3

突き出た桁を支えるブラケットはなんともアーティスティック!

作り手の遊び心満点です。

モービルホームのウッドポーチ 画像4

手裏剣の様なものは何なんでしょうか?

前回仕入れたアンティークなのですが用途不明です…

何かに使えるだろう… 的なノリで買ってきました。

分る方いらっしゃいます?

ハブの留め具はやはりアンティークの水道ハンドルです。

私たちのモービルホームですから何の縛りもありません。

自由な発想で、木工班と鉄工班がアイデアを出し合い一つのものを作り上げていく。

これぞイーグルバレーの真骨頂!

完成が楽しみです

 

OS工場長


スチールドア

木製無垢ドアに続き、スチール製のドアを紹介します。

木工の場合、ルーターという機械を使い豊富なビット形状で、かなり複雑な面取り加工を施せるのですが、アイアンの場合、うちレベルではなかなかそうもいきません。

スチールドア 画像1

デコラティブなモールというより、直線的でシャープな仕上がりになることが多いです。

スチールドア 画像2

スチールドア 画像3

 

クールなファサードなどにはもってこいですね。

スチールドア 画像4

細身のスチールドアを連結して、間仕切りの折れ戸なんかも作れます。

スチールドア 画像5

スチールドア 画像6

面格子にカールデザインを取り入れたり、塗装の仕方で優しい雰囲気に仕上げることもできます。

スチールドア 画像7

スチールドア 画像8

木製ドアとは一味違うスチールドア。

使用目的に合わせてお選びいただけます。

お問い合わせはお気軽に。

 

OS工場長

 


重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル

アンティークのトローリーに付いていた鋳物のキャスターを、
出来るだけ原型を活かしながら流用した
全幅3メートルに及ぶとても大きなダイニングテーブルです。

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像1

こちらはスタジオ用に製作したものです。

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像2

一般家庭ではとても納まるサイズではありませんが、
スタジオの様な広い空間ではその大きさはさほど気にならず、
しかしながら存在感は決して損なわれません。

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像3

サイズの違う角パイプを切り欠いて組み上げるT字型の脚が
特筆すべきこだわりです。

 

一般家庭でもご使用いただけるサイズはこちら。

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像4

フローリング床に付く傷を防ぐために
ラバーのキャスターを使用しています。

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像5

古材との相性は抜群ですね。
天板はL鋼材で縁取っています。

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像6

鉄のような無機質な素材と、荒々しい古材の組み合わせなのに
何とも温かみのある佇まい…

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像7

重厚感あふれる古材とアイアンのダイニングテーブル 画像8

オールド・サクラメントでは、お役様のリクエストに応え
様々なものを手作りしております。

OS工場長


オーダーメイドドア カスタムドア

オールド・サクラメントの主力製作物となっているのが
デザインドアです。
無垢材にこだわり完全なる手作りでご好評を頂いております。
デザイン、サイズなどの打ち合わせを重ね、
オーダーを頂いてからの製作となりますので
多少のお時間を頂戴しますが、世界で一つだけのドアです。
何卒ご理解ください。

オーダーメイドドア カスタムドア 画像1

室内ドア、玄関ドア、店舗ドアなど用途に合わせ
どんなリクエストにもお応えします。

オーダーメイドドア カスタムドア 画像2

勿論、アイアン面格子も1本の鋼材から手曲げで加工していきますので
デザインは自由です。

オーダーメイドドア カスタムドア 画像3

北米より直接仕入れた、強烈な個性を持った古材やプレミアムウッドを
素材にしたドアも製作可能です。

オーダーメイドドア カスタムドア 画像4

デザインで遊ぶ、色で遊ぶ、素材で遊ぶ、
遊び心を注入したオーダードアのお見積もりは、
こちらへご用命ください。

OS工場長


アイアン製 スケルトン階段

鉄工ネタが続いてますが、今回もスチール階段のご紹介です。
現在進行中のスタジオリノベーション。
ようやく第一段階が完了しつつあります。

アイアン製 スケルトン階段 画像1

新設したロフトへの階段です。
レンガの背景とマッチするスケルトンなスタイルです。

アイアン製 スケルトン階段 画像2

左右のささらをトラスで組んで、段板を挟んだ構造です。
手すりはいたってシンプルな鋼管です。

アイアン製 スケルトン階段 画像3

勿論一般住宅でもご使用いただけます。
デザイン、サイズ等オーダーメイドで対応させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください。

OS工場長


渡り廊下?キャットウォーク? 続編

以前紹介したキャットウォークが完成しました。

渡り廊下?キャットウォーク? 続編 画像1

造作の階段とのデザインをあえて変えてますが
カッコ良く納まってます。

無骨ではありますが、支えるぞ!というアイアンの力強さを感じますね。

渡り廊下?キャットウォーク? 続編 画像2

こちらは底面です。エキスパンドメタルを貼りました。

渡り廊下?キャットウォーク? 続編 画像3

縞鋼板の雰囲気もカッコいいです。

渡り廊下?キャットウォーク? 続編 画像4

手すりにはガス管を使用しています。

渡り廊下?キャットウォーク? 続編 画像5

これらは撮影スタジオのリノベートですが、
一般住宅用としても製作可能です。
ロフトの手すりや階段の手すりなど、柔軟に対応させて頂きます。
お問い合わせはお気軽に!

OS工場長