Month: 3月 2016

パンタグラフ面格子のスチールドア

前回のブログで製作工程を紹介した取っ手を取り付けたスチールドアです。
パンタグラフ形状の面格子がとてもマッチするファサードに仕上がりました。

2016031601

もちろんオールスチール製のドア本体もカスタムメイドです。
今回のスタジオ施工も様々なものを製作しました。
完成目前で散らかった状態ですが、前々回紹介した
海にせり出たデッキも完成してます。

2016031602

スタッフがタイル面に古材を使用したシェルフを取り付けています。

2016031603

棚受けを使用せず、スッキリとした納まりです。

2016031604

スタジオですので色々な背景が必要になります。
インダストリアルな雰囲気だったりエレガントな雰囲気だったり…
製作物もその空間に似合う様々なスタイルがあって、
作り手にとっては自分の視野を広げられる良い機会でもあります。
このような環境を与えて下さる施主様に日々感謝です!

 


木工旋盤 取っ手の削り出し

現在進行中のスタジオ施工も大詰め。

完成したらその全貌をこの場で紹介させて頂く予定ですが、

今回はその現場でも使用する取っ手の製作風景を紹介させて頂きます。

 

先ずは、四角く切り出した棒状のものを、テーブルソーで角を落とし8角形にし、

旋盤機に取り付けます。

2016030801

 

完成形は頭の中にしかないので、何となく形状のポイントになる部分を振り分けます。

2016030802

 

位置が決まったらひたすら削り続け形を整えていきます。

2016030803

2016030804

2016030805

 

ある程度削ったら採寸し、細くなり過ぎないように注意を払います。

2016030806

この箇所はアイアンのブラケットがささるところなので

微妙なところはサンドペーパーを用いて入念に調整します。

2016030807

 

ぴったり希望の太さになりました。

2016030808

 

続いて二段目、ここはテーバーに仕上げていきます。

2016030809

 

バイトを左右に動かし削っていきます。

2016030810

 

何となく形になってきました…

反対側も同じ工程を繰り返し左右対称にします。

2016030811

 

今回製作した取っ手の完成画像はまだ撮れてないのですが、過去に製作した完成形はこんな感じです。

2016030812

 

今回はフレンチドアに取り付ける予定で、縦に2個取り付けることになっています。

写真を撮ったらあらためて紹介しますね。